EMS(Enterprise Mobility Services)

EMS(Enterprise Mobility Services)は、多様な接続性が求められる分散型のシステムおいて、データアクセスモジュールやカスタムAPIをホストできるミドルウェアサーバーです。REST HTTP呼び出しやJSONデータ型などオープンな標準技術をベースとしており、主要なSQLデータベースへの接続をサポートしています。ユーザー管理機能、認証機能、分析機能も搭載しており、モバイルおよびデスクトップアプリ向けのバックエンドサービスの構築に威力を発揮します。

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Scott van der Linden

EMSの新機能

EMSには、さまざまな新機能、機能強化が施されています。iOSおよびAndroid向けプッシュ通知サーバーサポートは、EMSからのイベントドリブン型の通知をエンドユーザーデバイスに送信可能にします。

  • FireDAC / EMS統合の改善 – 特に更新管理にフォーカス
  • EMS外部認証のサポート
  • 拡張されたEMS管理API – 新たにEMSインストール、EMSプッシュリソースをサポート
  • データベースコネクションプーリング および他のEMS機能の最適化
  • EMSクライアント側の配置を簡単にする新しいEMSClientAPIコンポーネント
  • EMSコンソールのWebベースのインターフェイスにより、ユーザー/グループ/セッション/APIコールの分析/レポートが可能
  • EMSコンソールから.CSVファイルにデータをエクスポート
  • ユーザーとグループの分析機能の改善
  • ユーザーアカウントを管理できるEMSクライアントアプリケーション

すぐに使えるミドルウェアソリューション

カスタムサーバーを一から構築するのと異なり、EMS(Enterprise Mobility Services)は、開発期間とサーバー構築/設定の時間を劇的に短縮できる、すぐに使えるミドルウェアソリューションを提供します。EMSは、認証を含むユーザー/グループ管理機能を提供。ファイヤーウォール内の企業システムやエンタープライズデータベースへの安全なアクセス手段を提供します。EMSは、オンプレミス、クラウドのいずれの環境にも設置可能です。オンプレミス環境では、社内のデータベースシステムへのダイレクトアクセスとファイヤーウォール内での100%保護が可能。クラウドホスティングでは、柔軟性とスケーラビリティを確保できます。

カスタムAPIの管理

EMSを用いれば、標準のREST/JSONインターフェイスを用いて通信できるカスタムAPIを容易に管理できます。Object PascalまたはC++言語を用いてEMSパッケージを作成し、特定のリソースを登録(マッチするURIロケーションを設定)。あとは応答するコードの記述だけです。ウィザードとすぐに利用できるコンポーネントを用いることで、これらのAPIへのアクセスは極めて簡単。統合された開発環境により、ミドルウェアを用いた開発でも、簡単、スピーディです。

エンタープライズ データアクセス

EMSに搭載された共通エンタープライズデータベースアクセスレイヤー「FireDAC」は、広範なデータベースへのハイパフォーマンスアクセスを可能にします。Oracle、MS SQL Server、Sybase、MySQL、Informixなど主要なデータベースへの共通したアクセスをサポートします。EMSでは、 これらのエンタープライズデータベースアクセスに対応しているほかに、ミドルサーバー層のデータストレージとして「InterBase」が搭載されています。InterBaseは、ハイパフォーマンスかつメンテナンス不要のRDBMSで、EMSにおけるサーバーサイドストレージ機能として活用できます。ユーザーは、多様な選択肢から最適なデータベースを選択することができますが、これらはFireDACよってアクセス方式が共通化されています。

さらに、EMSでは、InterBase ToGoを組み込みデータベースとして利用することができます。InterBase ToGoはデスクトップOSに加えて、iOS、Androidでも利用できるデータベースです。暗号化機能を搭載しているため、紛失などの恐れのあるモバイルデバイスでのデータ保護などに役立ちます。EMSのライセンスには、InterBase ToGoのライセンスも含まれています。

FireDAC の詳細 >
InterBase の詳細 >

リアルタイム分析

EMSでは、自動的にユーザーのアクティビティやREST API呼び出しの自動分析を行います。ユーザー/グループリストからは、日々のアクティビティや履歴を確認可能。REST APIの呼び出し状況も、年、月、日単位で確認し、個別のRESTリソースにドリルダウンできます。これにより、ユーザーのアプリケーション使用状況の把握が可能になります。

アナリティクス機能の詳細 >

EMSの価格

EMS(Enterprise Mobility Services)には、システムの規模に応じたライセンスプランが用意されています。各エディション(Bronze ~ Platinum)は、ユーザー単位の価格になります。各ユーザーライセンスには、使用するデバイスを3つまで登録でき、各デバイスへの組み込みデータベースの配布権が含まれます。

無料 Bronze Silver Gold Platinum
5 開発ライセンス 50 ユーザー 500 ユーザー 1,000 ユーザー 5,000 ユーザー
無料 ¥ 14,000 /ユーザー ¥ 8,000 /ユーザー ¥ 6,000 /ユーザー ¥ 2,000 /ユーザー