Miniatur Wunderland Hamburg
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会社名

Miniatur Wunderland Hamburg

アプリケーション

ミニチュア ワンダーランドの運営

開発ツール
DelphiDelphi
FireDAC for DelphiFireDAC for Delphi
課題
  • Control of the world's largest model railway with over 1,000 trains and 385,000 lights
  • Operational 365 days per year up to 20 hours per day / very little downtime
結果
  • Flexible and Scalable
  • High operational reliability
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Miniatur Wunderland Hamburg

ハンブルク、エルベ川沿いの歴史的倉庫街にある、世界最大級の鉄道模型ジオラマワールド「ミニチュア ワンダーランド」は、世界各地から年間130万人の観光客が訪れる人気のスポットだ。総面積1.5エーカーに及ぶユニークなミニチュアワールドの建設には76万作業時間を要した。高度に洗練された技術に加えて、ミニチュア ワンダーランドは細部の精巧さで知られる。走行する模型の総数は26万個。列車、自動車、船舶はもちろん、飛行機さえも飛んでいる。世界に類のない、画期的な小宇宙は、倉庫街と共にハンブルグの人気観光スポットとして、ユネスコの世界遺産に登録されている。

ハンブルク、エルベ川沿いの歴史的倉庫街にある、世界最大級の鉄道模型ジオラマワールド「ミニチュア ワンダーランド」は、世界各地から年間130万人の観光客が訪れる人気のスポットだ。総面積1.5エーカーに及ぶユニークなミニチュアワールドの建設には76万作業時間を要した。高度に洗練された技術に加えて、ミニチュア ワンダーランドは細部の精巧さで知られる。走行する模型の総数は26万個。列車、自動車、船舶はもちろん、飛行機さえも飛んでいる。世界に類のない、画期的な小宇宙は、倉庫街と共にハンブルグの人気観光スポットとして、ユネスコの世界遺産に登録されている。

– Daniel Wolf, Software Developer

主要な開発ツールとしてDelphiを使えば、ワンダーランドの多種多様な要件すべてに対応できる。

– Daniel Wolf, Software Developer

課題

双子のGerritとFrederik Braun、そしてStephan Hertzのプロジェクトは10年以上前にスタートした。技術的観点から、システムの半永久的な可用性は別として、主要な課題は、様々なプラントコンポーネントとサブシステムを同期させることである。列車、車、飛行機、船舶、そして385,000個以上のライトを連動させなければならない。たとえば、車の走行と信号機を同期させ、夜間には街灯や住宅の照明を点灯、小宇宙を管理する必要がある。

ソリューション

当初からDelphiを使って開発してきたミニチュアワールド全体のソフトウェア ランドスケープは現在、コードの分量が75万行に達する。そして、アーキテクチャの中核は各種サブシステムの精緻な連携にある。

車両制御システムは、車両/航空機/船舶のルートを計画、モニターし、さらに、走行中の他の車両に対して優先すべき消防車の派遣も行う。自動車は「コントロールド・コインシデンス(controlled coincidence)」によって制御され、別のルートを選んで現実的な交通パターンを採る。

Vehicle Control Room

照明制御システムは、設備や車両のライトの他、街並みの照明を制御して、昼夜のシーンを見事に演出する。様々なエリアが完璧に同期化され、日没後は車両や住宅のライトが点灯する。現実世界と同様に、ライトは一斉には点灯せず、徐々に、ランダムに点いていく。ミニチュアの住民たちも一斉に就寝するわけではないので、個別に消灯する。

列車制御システム(Railware)は、社内で開発されたものではないが、Delphiで組まれたプログラムである。 全列車が時刻通りに運行するよう制御する。Railwareはシステムからの詳細なフィードバック(すなわち、列車の位置)に依存するため、ハードウェアとソフトウェアの集中的連携が大きな挑戦だ。ソフトウェアは、特にタイトなスケジュールで衝突の起きないルート計画と列車制御を実現する唯一の方法といえる。

指令分配システム(司令塔) は、各種システムの同期性を司る。たとえば、すべてのソフトウェアシステムが同一のワンダーランド時間で動作することを保証する(ミニチュアワールドは15分で昼夜サイクルを完了する)。指示分配システムは内製の超コンパクトなバイナリプロトコルを使って機能し、最小限のタイムディレイで情報を伝達する。単一システムの故障に対応するだけでなく、故障後、現状に復帰させる。

ナフィンゲン空港用のディスプレイパネルは、空港の車両制御システムと同期し、次の出発・到着便情報を旅客に確実に伝える。

HSVスタジアム ジャンボトロンは、フットボールファンにとっては必見。ジャンボトロン画面には、Delphiプログラムで、各試合前にドイツの俳優ロト・キング・カールが歌う様子がミニチュアフォーマットで表示される。

あらゆるプログラムを連動させる「管制室」では、技術者たちが全システムを監視して、発生するイベントに対応している。ITインフラストラクチャは、故障から守るために、意図的に分散配置されている。その結果、稀ではあるが、不可避のハードウェアの欠陥の影響は、単一のシステムセクションあるいはサブセクションにとどまる。

上記の他、来場者がミニチュア ワンダーランドを満喫できるように、一層小さな、高度に専門化された道具の入った道具箱もある。

チェックアウト/予約/発券システムは、ギフトショップ、レストラン、予約、発券を管理する。 たとえば、インターネットでの予約やチケット販売では、システムの一部が実際にオンラインに同期される。

さらに気候制御システムによって、来場者が見学中に凍えたり汗をかく心配はない。模型の基礎板が湿度の変動によって伸縮するおそれがあるため、ミニチュアランドでは湿度は特に重要視される。

結果

「15年以上もの間、Delphiは信頼できる開発ツールである。安全で不変、かつ新たな可能性を提供し続ける。Delphiを使用することによって、我々は既存のオペレーションを管理できると共に、全く新しい要件に対応できる。ミニチュア ワンダーランドで多数の計画を展開する中で、我々は、Delphiが選り抜きのツールとして、今後もプロジェクトの達成を支えてくれることを確信している。」

ワンダーランドの運営には高度な信頼性が必要だ。それは我々がDelphiを15年間使い続けた経験から明らかだ。

– Daniel Wolf, Software Developer