Delphi Stories
1995年2月、米国カリフォルニア州スコッツバレーで産声をあげたDelphiは、フル機能のネイティブビジュアル開発ツールとして登場しました。それから四半世紀以上の歳月を経て、ネイティブコンパイラを搭載したクロスプラットフォーム開発ツールへと進化しました。
2月20日17時のデベロッパーTVは「Delphi 29歳バースディ!私のDelphi推しプレゼン」
2024年2月、Delphiは29歳のバースディを迎えます。今回のデベロッパーTVでは、Delphiバースディをお祝いし、「私のDelphi推しプレゼン」と題して、Delphiのお勧めポイントをプレゼンテーション。マルチデバイス開発環境へと進化したDelphi、コンポーネントによるドラッグ&ドロップ開発が特長のDelphi、データベースアクセスが得意なDelphi。さまざまな顔を持つDelphiの強みを熱く語ります。
番組では、皆さんからの「私のDelphi推しポイント」を募集します。番組内で紹介させていただいた方には、プレゼントを進呈します。
Delphi推しポイントを投稿Delphiとは
Delphiは、元々ボーランドによって開発されたWindows向けのRAD(Rapid Application Development)ツールです。 Delphi作者のひとりアンダース・ヘルスバーグは、その前身であるTurbo Pascalの原作者でもあり、 その後、マイクロソフトでC#やTypeScriptを作っています。
Delphiという名称は、本来新しい開発ツールのコードネームに過ぎませんでした。 それは、「デルフォイの神託」で知られるギリシア中部の聖域「Δελφοι」に由来します。 Delphiは、ヨーロッパでは「デルフィー」、アメリカや日本では「デルファイ」と発音します。 世界のユーザーの中では、「どれが正しい発音か?」といったコンセンサスはなかなか得られませんが、 Delphiが世界一級の開発ツールであるという点では全員の意見が一致しています。
Delphiが登場した1995年は、プログラミング言語にとって重要な年でした。 JavaとJavaScriptが登場したほか、Ruby、PHP、Luaなどはそれより少し前に誕生しています。 DelphiのPME(プロパティ – メソッド – イベント)アーキテクチャは、JavaやC#にも顕著な影響を与えています。
Delphiの概要最新のDelphiは、マルチデバイス開発に対応。従来からのビジュアル開発、ネイティブコンパイラのメリットはそのままに、 多様な開発要求に対応できます。