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Delphi / C++Builder Community Edition 10.4.2

What's New in RAD Studio 13

64-bit IDEDelphi言語機能のアップデートC++23フルサポート新しいAIツールWebBrokerGetItIDE検索機能の強化に加え、 VCLFireMonkeyFireDACRAD Serverの機能改善を実施



Win64ターゲットプラットフォーム向けの64-bit IDE

従来のRAD Studio IDEに加えて、Windows 64ターゲットプラットフォーム向けのフル機能の64-bit IDEを搭載。Delphi / C++による64-bit Windowsアプリケーションのビルド/デバッグをサポートします。Visual AssistによるC++向けコーディング支援、COM、ActiveX、タイプライブラリのサポート、ライブテンプレート(Ctrl+J)、サラウンドメニューなどが追加され、12.3で提供された初期リリースからの品質向上が施されています(DelphiおよびC++Builder)。





新しい三項演算子などのDelphi言語の新機能

RAD Studio 13では、Delphi言語で新たに、「if」キーワードを使用して実装された三項演算子、NameOf組み込み関数、{$PUSHOPT} および {$POPOPT} コンパイラ ディレクティブ、レコードクラス演算子InitializeおよびFinalizeでの暗黙的な「Self」パラメータ宣言、「is not」および「not in」言語演算子、プロシージャ宣言用の「noreturn」ディレクティブ、ジェネリック型の追加制約が導入されました(Delphiのみ)。





C++BuilderのWindowsモダンツールチェインで C++ 23をサポート

C++BuilderのWin64モダンコンパイラがClang 20にアップデートされ、C++ 23をサポートしました(デフォルトはC++ 23)。これは、RAD Studio 12.xのC++モダンツールチェインからの、大幅なアップグレードとなります。RAD Studio 13では、改良されたASAN(Address Sanitizer)ランタイム、バージョン管理された共有ライブラリ、そして旧バージョンのC++Builderコンパイラとの互換性向上が加えられています(C++Builderのみ)。





SmartCore AI Component Pack(アプリ内でAIを活用)

RAD Studio 13では、Delphi / C++BuilderアプリケーションにAI機能を追加したり、全く新しいAIにフォーカスしたアプリケーションを構築するために利用できるAIコンポーネントが新たに導入されました。これは、将来への基盤となるもので、追加のAIエンジンとの統合やUIコントロールとの連携も可能です。GetItで提供される「SmartCore AI Component Pack」は、特定のドライバを使用して、様々なAIエンジン(OpenAI、Claude、Gemini、Ollamaなど)とREST経由で通信します。ユーザーは、AIプロバイダー向けのドライバを新たに追加することで、アプリケーションの機能を拡張することもできます(DelphiおよびC++Builder)。





RAD AIコンパニオンWebサイト

RAD Studio 13のリリースに合わせて、エンバカデロではRAD Studio向けにカスタマイズされたチャットボットをリリースします。このチャットボットは、エンバカデロ製品とそのライブラリについて特別にトレーニングされたAIに対してクエリーを実行したり、アプリケーションソースコードを生成させることができます(DelphiおよびC++Builder)。

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WebBrokerとWebStencilsの改善(セッション管理を含む)

RAD Studio 13では、サーバーサイドスクリプト機能の提供と、WebサイトおよびWebサービスツールとしてRAD Serverを利用可能にすることで、WebStencilsのWebテクノロジー(WebBroker、DataSnap、RAD Server)を拡張しました。WebBrokerでは、セッション管理、Apacheとの統合強化、Nginx Webサーバーのサポート、ログ機能の強化などを実施。WebStencilsは、セッションデータ、グローバル変数、そして新しいswitch文のサポートに加え、セッション認証と認可の統合、データセットプロパティへの直接アクセスなどにより、複雑なWebサイトの構築を大幅に簡素化します(DelphiおよびC++Builder)。





GetItパッケージのバージョン管理

RAD Studio 13では、GetItにバージョン管理のサポートが追加され、エンバカデロとパートナーは、GetIt上に同一パッケージの複数のバージョンを公開/提供できるようになりました。これにより、ユーザーは最新バージョンのインストールを強制されることなく、アプリケーションが構築された特定バージョンを選択できるようになります(DelphiおよびC++Builder)。





RAD Studio IDEの 検索機能

RAD Studio 13では、プロジェクトマネージャ、構造ビュー、メッセージペイン、イベントログなど、多くのIDEペインに、カスタマイズ可能な検索機能が追加されました。メッセージログでは、ハイライト表示オプションが追加され、コンパイラヒントと警告がソースコードファイル単位でグループ化される機能も導入されました(DelphiおよびC++Builder)。





品質向上:プラットフォームサポート

RAD Studioには、Windows向けのDelphi / C++コンパイラ、Android、iOS、macOS、Linuxプラットフォーム向けDelphiコンパイラが搭載されています。新リリースでは、Windows APIのクリーンアップ、WinRT API、WinAPI、WinMDプロジェクションのアップデート、TEdgeBrowser向けのWebView2コントロールのアップデートなどが含まれます。Delphiでは、iOS APIヘッダーの拡張と、Android向けJava2OPインポーターの改良も含まれます(DelphiおよびC++Builder)。





品質向上:VCL

RAD Studio 13では、UIコンポーネントライブラリにおいても、新機能や品質向上が施されています。VCLでは、Microsoft UIAutomationインターフェイスとTitleBarスタイルの統合、ControlList、FormsTabsBar、TToggleSwitchコンポーネントの改善、ActionMainMenuBarのスクロール機能など、いくつも機能強化が加えられています(DelphiおよびC++Builder)。





品質向上:FireMonkey

RAD Studio 13では、FireMonkeyに新しいディスプレイリンクサービスが統合され、より安定的でスムーズなアニメーションを実現しています。ビットマップのコピーでGPUを活用したパフォーマンス向上、新しいMaskEditコンポーネント、TPresentedScrollBoxプロパティ、IFMXSpellCheckerServiceExインターフェイス、コントロールの中央揃えのためのTalignLayoutの新しい配置オプション、新しいApplicationEventsコンポーネントの追加などの機能強化が含まれます。FMXLinuxとの統合も改善され、Enterprise版のユーザーは、GetItパッケージとして提供されているLinux UIモデルをより簡単に利用できるようになりました。Skia4Delphiのサポートも最新バージョンに更新されています(DelphiおよびC++Builder)。





品質向上:FireDACとDatabases

RAD Studio 13では、FireDACで複数のアップデートが加えられています。符号なしBig Integerデータベースフィールドのサポート拡張、フィールドエディタからビジュアルフォームへフィールドをドラッグ&ドロップする際のオプションがより柔軟になるなどの強化が含まれます。OracleのOAuth認証に関連する新機能、FireBirdの並列バックアップ操作、PostgreSQL配列型のサポート強化も含まれています(DelphiおよびC++Builder:エンタープライズデータベースのサポートはEnterprise版以上)。

RAD Studioには、開発用途で使用できるコンパクトRDBMSの開発版「InterBase 2020 Developer Edition」が含まれていますが、今後リリースされる予定のInterBase 15 Developer Editionのライセンスも含まれます。





品質向上:RAD Serverの改善

RAD Studio 13では、スキーマと参照パラメータがオプションとなり、SwaggerベースのAPIドキュメントをより柔軟に使用できるようになりました。新バージョンでは、RAD Serverのマルチテナントサポートにテナント固有の構成を統合するためのオプションが追加されたほか、APIバージョン管理(古いクライアントアプリケーションと新しいクライアントアプリケーション向けに、同じREST APIの複数バージョンを同時に提供するサーバー)をシンプルかつ直接的に実装する方法が導入されました(DelphiおよびC++Builder Enterprise以上)。





品質向上:Delphi / C++コーディングツール

Delphiユーザーの要望に応え、DelphiLSPベースのコード補完エンジンの代わりに、従来の「Classic」Delphi CodeInsightエンジンも再び利用可能になりました。RAD Studio 13では、「Delphiアップグレードアドバイザーウィザード」が提供され、開発者はプロジェクト構成やコードへの重要な変更を特定することで、コンパイル時間とコードツールのエクスペリエンスを向上させることができます。C++では、64-bit IDEでVisual Assistが利用可能になったほか、32-bit IDEの安定性も向上しています(DelphiおよびC++Builder)。





品質向上:IDEとデバッガ

RAD Studio 13では、IDEに数多くの改良が加えられています。LLDBベースのデバッガは、C++モダンコンパイラのClang 20へのアップデートに合わせて、LLDBバージョン 20にアップデートしました。また、64-bit IDEのデバッグエクスペリエンスの改善を中心に、デバッガの品質も向上させました。「プロセスにアタッチ」ダイアログの再設計により、プロセスに関する情報を表示する列の追加、さまざまなUIコントロールの追加が施されています。さらに、開発者向けAI支援機能の「Smart CodeInsight」も改良され、新たに設定ダイアログに接続テスト機能が追加されたほか、プロンプトと応答処理も改善されています。IDEでは、エディタタブへの背景色を適用、構造強調表示色のIDEテーマの有効化、構造ペインからエラーメッセージのコピーなどが可能になりました。RAD Studio 13ではTools APIも拡張されており、ユーザーやサードパーティベンダーは公式のインターフェイスセットを用いて、制限なくIDEの拡張/カスタマイズを行うことができます。(DelphiおよびC++Builder)





RAD Studio 12以降の主な機能

64-bitコンパイラ

64-bit IDEの初期リリース

Support for High-DPI 4k+ Screens

Smart CodeInsight: AIコーディング支援

WebStencilsテンプレートライブラリ

RAD Studio IDEの分割エディタービュー

FireMonkeyのUI設計でSKIAをサポート

フォーカスモード、スクロールバーの注釈

Android API Level 35サポートと配置機能の強化

最新のClangベースC++コンパイラ/ツールチェイン

組み込み用InterBaseの開発版を搭載

C++Builder Visual Assist統合の強化

設計時にVCLスタイルを使用可能