Kai for RAD Studio
Kaiは、エンバカデロが提供するDelphi / C++Builder / RAD Studio向けエージェント型AIプラットフォームです。開発ワークフローを自動化するKaiは、単なるコードアシスタントにとどまらず、コラボレーターとして機能。コードとUIの生成、プロジェクトのコンパイル、エラーの解決、MCPを活用したワークフローによるIDE内外でのタスク実行など、あらゆる場面で役立ちます。新規開発のスピードアップから既存コードベースのモダナイズやリファクタリング作業まで、複雑な作業をサポートし、開発プロセスに適応したエージェントとして利用できます。柔軟なBYOKモデルに基づいて構築されたKaiは、GitHub Copilot、OpenAI、Claude、Gemini CLIなどの主要なLLMやローカルモデルをサポート。パフォーマンス、コスト、プライバシーをコントロールしながら、AIを活用した開発に従事できます。
Kaiはアップデートサブスクリプションユーザー向けに、有償のプレミアムアドオンとして提供されています。
Delphi Arm64ECネイティブコンパイラ ツールチェイン(Delphiのみ)
既存のコードベースをArmデバイスの次世代Windowsで利用可能に
RAD Studio / Delphi 13.1では、Delphiコンパイラの新しいネイティブターゲットプラットフォームとして、Arm版Windowsが導入されました。これによりDelphiでは、Intelエミュレーションレイヤーを使用せずに、Windows Armデバイス(またはArm Macで動作するWindows on Arm仮想マシン)で動作するネイティブArmバイナリの作成がサポートされました。このネイティブWindowsサポートの拡張により、開発者は、同じソースコードを使用してWin32、Win64 Intel、Win64 Arm向けのネイティブアプリケーションを構築できます。既存のDelphiアプリケーションは、基本的に新しいターゲットプラットフォーム向けに再コンパイルすることが可能です。
Android API Level 36とiOS 26のサポート(Delphiのみ)
最新のモバイルOSとアプリストアの要件に対応
RAD Studio 13.1では、Android API Level 36のサポートが追加されました。これは、2026年8月以降にGoogle Playストアでアプリを公開するための必須要件となります。ビルドシステムとプラットフォームjarファイルは、Android API Level 36.1をサポートするようアップグレードされました。「アプリケーション - 使用する権限」オプションページには、最新のAPIレベルに対応した新しい権限も追加され、FireMonkeyフレームワークがAndroidで利用するJetPack Coreライブラリもバージョンアップされました。また、RAD StudioではiOS 26の公式サポートが追加され、iOSのサポートバージョン最小値のデフォルトも引き上げられました。
IDEに統合されたブックマークアドオン(DelphiおよびC++Builder)
ソースコードのブックマーク機能を拡張
RAD Studio 13.1では、ブックマークアドオンをIDEに完全に統合しました。ブックマークプラグインは、IDE組み込みのブックマーク機能を完全に置き換える拡張機能です。これにより、自動ブックマーク番号付け、キーボードによる迅速なナビゲーション、正確なコード行参照を含むアクティブなブックマークの構造化されたリストなど、いくつかの高度な機能が追加されます。強化されたブックマーク機能により、ソースコードをより迅速に移動できるようになり、コード内で以前に参照したセクションに素早く戻ることが可能となります。
Windows 11固有のVCLスタイル(DelphiおよびC++Builder)
Windowsアプリケーションのルック&フィールを容易にモダナイズ
RAD Studio 13.1には、Windows 11固有のさまざまなカラートーンの6つの新しいVCLスタイル、Windows Modern、Windows Modern Dark、Windows Modern SlateGray、Windows Modern Green、Windows Modern Blue、Windows Modern Purpleが追加されました。対応するIDEスタイルにも、新しいバージョンが追加され、RAD Studio IDEがWindows 11のUIスタイルにさらに適合するようになりました。また、多くのダイアログで角の丸いウィンドウがサポートされたほか、IDEの検索コントロールとナビゲーションツールバーも強化されています。
FireMonkeyスタイルデザイナ(DelphiおよびC++Builder)
モダンなUIスタイル設定を迅速かつ柔軟に
RAD Studio 13.1では、最新のデザイン原則に基づきFireMonkey専用に設計されたFireMonkeyスタイルデザイナが新たに搭載されました。FireMonkeyスタイルデザイナは、色、背景、タイポグラフィ、インタラクションステートなどを扱う、デザイン中心のインターフェイスを提供するスタンドアロンアプリケーションです。このスタイルデザイナはFireMonkeyを用いて構築されており、開発者だけでなく、開発チームと連携して作業するグラフィックUIデザイナーも利用することを想定して開発されました。
DelphiLSP LSIF(Delphiのみ)
ライブラリソースコードをより素早くナビゲート
Delphi 13.1のDelphi向けコード補完/コードナビゲーションに使用されるDelphi LSP(Language Server Protocol)エンジンに、新しい拡張アーキテクチャが導入されました。新しいLSPエンジンでは、Language Server Index Format(LSIF)をサポート。これによりコンパイラへの依存度が低減され、Code Insightのパフォーマンス、安定性、精度が向上します。LSIFの使用により、コンパイラを呼び出すことなく一般的なナビゲーションリクエストの処理が可能となり、パフォーマンスが大幅に向上します。
品質改善: C++Builder / Win64モダンコンパイラツールチェイン(C++Builderのみ)
RAD Studio 13.0のClang 20 / C++23アップグレードに続き、13.1では主にC++Builder 64-bitモダンコンパイラツールチェイン全体の品質向上にフォーカスしました。clang-scan-depsユーティリティは、リンカ呼び出しにおける依存関係スキャンの高速化とUnicodeパス処理の強化を実現しました。Windows SDKについては、複数のSDKバージョンがインストールされている場合でもインポートアルゴリズムの信頼性が向上。最新のWindows SDKのサポートも追加されました。また、C++におけるDelphiランタイムの使用に関するいくつかの問題について解決されています。
品質改善: IDEとデバッガ(DelphiおよびC++Builder)
RAD Studio 13.1では、High DPIのUIデザインエクスペリエンスが大幅に向上しています。フォームを96DPIで保存可能となり、チームメンバーが異なる解像度やHigh DPIを用いたIDE設定で作業しているケースで便利になりました。製品登録も刷新され、ライセンスマネージャーと製品登録ダイアログボックスに改良が加えられています。Per Monitor v2設定によるHigh DPIサポート、フォントのアップデート、UI全体にわたるクリーンアップなどが加えられています。また、DelphiおよびModern C++の64-bitデバッガを中心に、デバッガの品質向上もいくつか実施されています。
品質改善: VCLとFireMonkey(DelphiおよびC++Builder)
RAD Studio 13.1では、UIライブラリ、VCL、FireMonkeyについて数多くの品質改善を実施しています。FireMonkeyでは、Tinted Glyphのサポートが追加され、ImageList内のアイコンの色変更が可能になりました。これは、TSpeedButtonコントロールで既に利用できる機能と同等です。また、IDEデザイナーでLinuxスタイル/ビューをサポートしたほか、DirectXテクスチャフィルタリングのサポート、FireMonkeyフォームに埋め込まれたTFrameの配置とマージン管理方法の改善も加えられています。
FireDACとデータベース(DelphiおよびC++Builder)
RAD Studioの基盤であるデータベースアクセス機能であるFireDACデータベースライブラリは、新しいデータベースリリースに対応するため、定期的にアップデートされています。RAD Studio 13.1では、SAP ASE Serverバージョン16.1、IBM DB2 12.1、MariaDB Server 12.1のサポートが追加されました(一部のデータベースドライバはEnterprise版以上でのみ利用可能です)。また、従来のSQLite暗号化も64-bit Windowsアプリケーションで利用可能になりました。
Webツール(DelphiおよびC++Builder)
RAD Studio 13.1では、WebサーバーとWebクライアントの双方でHTTP SSE(Server-Sent Events)モデルがサポートされ、TWebResponseStream、THTTPEvent、THTTPEventSourceなどの新しいクラスが追加されています。これにより、MCPプロトコルをはじめとする、SSE構造を必要とするアプリケーションの実装が可能となりました。また、WebBrokerではC++BuilderでApacheコンフィギュレーションサポートが追加され、RAD Server LiteではTLS 1.3統合サポートが追加されました。
Since RAD Studio 13以降の主な機能
Win64ターゲットプラットフォーム向けの64-bit IDE
新しい三項演算子などのDelphi言語の新機能
C++BuilderのWindowsモダンツールチェインで C++ 23をサポート
SmartCore AI Component Pack(アプリ内でAIを活用)
RAD AIコンパニオン Webサイト
GetItパッケージのバージョン管理
RAD Studio IDEの検索機能
RAD Studio 12以降の主な機能
64-bitコンパイラ
64-bit IDEの初期リリース
Support for High-DPI 4k+ Screens
Smart CodeInsight: AIコーディング支援
WebStencilsテンプレートライブラリ
RAD Studio IDEの分割エディタービュー
FireMonkeyのUI設計でSKIAをサポート
フォーカスモード、スクロールバーの注釈
Android API Level 35サポートと配置機能の強化
最新のClangベースC++コンパイラ/ツールチェイン
組み込み用InterBaseの開発版を搭載
C++Builder Visual Assist統合の強化
設計時にVCLスタイルを使用可能











