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RAD Studio 10.4の新機能

Windows、Android、iOS、macOS、Linux向け開発で5倍の生産性を実現

RAD Studio 10.4の新機能

RAD Studio 10.4では、ハイパフォーマンスなネイティブWindowsアプリケーション開発を強力にサポートする大幅な機能強化が加えられています。高速化したコード補完機能、マネージドレコードのサポートや並列プログラミングの強化など、最新のマルチコアCPUの性能を最大限活かしたプログラミングが可能。1000を超える品質/パフォーマンス改善にいくつもの新機能が搭載されています。

新バージョン10.4リリース

いよいよRAD Studio 10.4 Sydneyがリリースされました。新バージョンでは、Windows開発に関する大幅な機能強化に加え、すべてのサポートプラットフォームにわたって生産性やパフォーマンスの強化が施されています。有効なアップデートサブスクリプションに加入しているユーザーは、最新のDelphi 10.4、C++Builder 10.4、RAD Studio 10.4をすぐにダウンロードできます。

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RAD Studio 10.4の概要

  • Windows開発機能を大幅に強化:4Kモニター対応のHigh DPIベースのビジュアルアプリケーションを構築可能。新たに柔軟なスタイル設定が可能となり、モダンで魅力的なUIを実現できます。Chromiumベースの新しいMicrosoft WebView2対応のコンポーネントも搭載。セキュアでモダンなWebテクノロジーをアプリケーションに組み込めます。Office、Explorer、Google Chromeなどで活用されているモダンなタイトルバーも作成可能になりました。さらに、C++ Windows 64-bit向けには、新しいデバッガを搭載。安定性の大幅な改善と機能強化が図られています。
  • 開発生産性を向上:コード補完機能の高速化により生産性向上を支援。サポートプラットフォーム全体で共通のメモリ管理機構を導入し、既存コードとの互換性向上とコーディングの簡素化を実現しました。データとUI要素とのバインディングを効率化するVisual LiveBindingのアーキテクチャ強化とパフォーマンス向上を実施。また、C++では、ZeroMQ、SDL2、SOCI、libSIMDpp、Nematodeなど、人気のC++ライブラリへのアクセスが容易になりました。クラウドサポートでは、Amazon AWSサポートが拡張されています。
  • パフォーマンスと品質を向上:1,000を超える品質改善とパフォーマンス向上を実施。Delphiの新しい言語機能カスタム マネージド レコードにより、効率なコーディングをサポートします。並列プログラミングライブラリの強化により、最新のマルチコアCPUでの実行をより高速化。Metal APIサポートにより、macOSおよびiOSでの画面レンダリングパフォーマンスを向上させました。


RAD Studio 10.4 Devices

VCLスタイルとHigh DPI対応ですぐれたビジュアルUIを構築

  • High DPI向けWindows VCLスタイルの変更:High DPIおよび4Kモニターサポート向けに、VCLスタイルアーキテクチャを大幅に拡張。VCLフォーム上のすべてのUIコントロールは、フォームが表示されるモニターの適切な解像度に合わせて自動的にサイズ変更されるようになりました。スタイルAPIもアップデートされ、High DPIスタイルをサポートしました。各UI要素は、すべてのモニターで鮮明に表示されます。
  • 新しいHigh DPI Windowsスタイル:数多くのビルトイン/プレミアムVCLスタイルをアップデート。新しいHigh DPIスタイルモードのサポートにより、あらゆるモニターで完成度の高い表示を実現しました。
  • Windows VCL向けのコントロールごとのスタイル設定:複数のVCLスタイルを、単一のアプリケーション内の異なるフォーム、あるいは同じフォーム上の異なるビジュアルコントロールに適用できるようになりました。これにより、スタイルをサポートしていないサードパーティコントロールを、スタイル付きVCLアプリケーションで使用することも可能になります。
High DPI TV

新しいネイティブWindows VCLコンポーネントとアップデートされたWindows API

  • 新しいVCLコンポーネント「Edge Browserコントロール」:TEdgeBrowserを用いれば、VCLアプリケーションで、Chromiumベースの新しいMicrosoft Edge WebView2を使用できます。これにより、よりモダンでセキュアなHTMLエンジンを利用できるようになります。従来のTWebBrowserコンポーネントは、既存のInternet ExplorerベースのエンジンとEdgeブラウザを、必要に応じて動的に切り替えできるようになります。
  • 新しいVCLコンポーネント「TTitleBarPanel」と「CustomTitleBar」プロパティ:新しいTTitleBarPanelコントロールとTForm.CustomTitleBarプロパティにより、VCLフォームのネイティブWindowsタイトルバーのカスタマイズが可能になりました。これにより、Office、Explorer、Google Chrome などのアプリケーションと同様の、最新の拡張タイトルバーを構築できます。
  • 新しいVCLコンポーネント – マルチ解像度をサポートするイメージコンポーネント:新しいTVirtualImageがマルチ解像度/DPIスケーリングをサポート。従来のTImageコンポーネントと置き換えることで、高品質なイメージスケーリングと表示が可能になります。
  • Windows APIのアップデート:強力なWindowsプラットフォーム統合をさらに向上させるため、多くの API宣言の拡張と追加を実施しました。


Virtual Image - Windows

クロスプラットフォームサポートの強化

  • macOSおよびiOS向けMetal Driver GPUサポート:FireMonkey Metal APIサポートにより、Appleが規定する要件へのスムーズな移行と、ネイティブパフォーマンスによる高速な画面描画が可能になります。Metal APIサポートは、DelphiでmacOSプラットフォーム向け、DelphiおよびC++BuilderでiOS向けに提供されます。
  • Storyboard Launch Screenのサポート:RAD Studio 10.4のIDEでAppleの新しいLaunch Screen Storyboardの機能要件に対応しました。
  • FMXLinuxをIDEにフル統合:EnterpriseおよびArchitect版では、FMXLinuxのフル統合機能を利用できるようになり、IDEでGTK+を用いたLinux GUIアプリケーション構築が可能になりました。
  • ネイティブコントロールのアップグレード:iOS向けTWebBrowserコントロールを新たにWKWebView APIを使用して実装。macOS向けMedia Playerコントロールの実装には、AVFoundationを使用するようになりました。Windowsプラットフォーム向けスタイル付きTMemoコンポーネントの新しいFMX実装を提供し、IMEサポートの改善と追加の機能強化を加えました。


Apple Metal API

RTLの強化によるコードのスピードアップ

  • 並列プログラミングライブラリの強化:PPL(Parallel Programming Library:並列プログラミングライブラリ)のパフォーマンスと安定性を大幅に強化。最新のマルチコアCPUの性能をさらに発揮できます。
  • FireDACデータベースアクセスの強化:PFireBird、PostgreSQL、SQLiteのドライバを更新。SQLite組み込みデータベース向けには、静的リンクと動的リンクが選択できるようになりました。
  • クラウドサポートの拡張:HTTPおよびRESTクライアントライブラリを、追加のHTTPS機能を搭載してアップデート。また、Amazon AWSサービスのサポートも拡張されました。
  • LiveBindingのパフォーマンス強化:VCLとFireMonkeyの双方に対して、Visual LiveBindingアーキテクチャと実装を、特にパフォーマンスにフォーカスして大幅に強化。その結果、一部のLiveBinding操作で10倍以上の高速化を実現しました。


Live Bindings Devices

Delphiの新機能

Delphi向けには、Object Pascal向けコード補完機能の改善、新しいカスタムマネージドレコード、共通メモリ管理、RTLのスピード改善、ツールチェインのパフォーマンスと品質改善などが提供されています。

  • Delphi向けCode Insightの大幅な改善:コード入力支援機能「Code Insight」を、LSP(Language Server Protocol)のDelphi向け実装を使用してアップデート。LSPにより、コード補完、ナビゲーションなど、コード入力支援に関連する計算処理を別プロセスで高速に実行できます。その結果、コード補完処理のためにIDEをブロックすることがなくなり、その結果もより精度の高いものとなります。10.4では、数百万行のコードからなる大規模プロジェクトで作業する場合でも、コード入力支援で高いパフォーマンスを発揮できます。
  • Delphiの新しい言語機能:カスタム マネージド レコード:新たに追加されたDelphi言語機能として、Delphiのレコード型に、カスタム初期化/ファイナライズ、コピー演算子のサポートが追加されました。開発者は、レコードの生成、コピー、破棄でカスタムコードを記述できるようになります。これにより、Delphiのレコード型にさらに機能が追加され、クラスと比較しても効率性の高いデータ型として使用できるようになります。
  • 共通のメモリ管理:Delphiのメモリ管理機構は、すべてのサポートプラットフォーム(モバイル、デスクトップ、サーバー)で、従来型のオブジェクトメモリ管理の方式に統一されました。これにより、既存コードとの互換性が高まり、コンポーネント、ライブラリ、エンドユーザーアプリケーションで、よりシンプルなコーディングが可能になります。


LSP Devices

C++Builderの新機能

C++向けには、C++ライブラリサポートの拡張、Windows 64-bit向けの新しいデバッガ、ツールチェインのパフォーマンスと品質向上などが提供されています。

  • C++ライブラリサポートの拡張:さまざまな人気のC++ライブラリをC++Builder向けに移植し、C++Builder内で利用できるように最適化。これには、すでにサポートされているBoost、Eigenなどに加え、ZeroMQ、SDL2、SOCI、libSIMDpp、Nematodeなどのライブラリが含まれます(GetItパッケージマネージャからダウンロード可能)。
  • C++向けWin 64デバッガとリンカ:新しいWindows 64-bit C++向けデバッガを導入。LLDBをベースとした新しいデバッガは、64-bitアプリケーションのデバッグ時の安定性を大幅に改善し、従来よりも強力なデータの評価/インスペクトを実現しています。
  • ツールチェインパフォーマンスと品質の改善:Dinkumware STLにおける数多くの改善を実施。いくつかの主要なRTLメソッドと関連する機能の改善をに加え、CMakeサポートの改善や数多くの品質や安定性向上を実施しました。
  • 共通のメモリ管理:Delphi向けに共通のメモリ管理を導入。C++向けには、C++コード内でのDelphiスタイルのクラスの生成や定義が、ヒープに割り当てられるC++クラスと同様の通常のメモリ管理に従うこととなり、複雑性が大幅に低減する効果が得られます。


Win64 Devices

IDEの強化による生産性の向上

  • GetItパッケージマネージャの強化:IDEのGetItパッケージマネージャを大幅に強化。パッケージをリリース日で並べ変えたり、インストールパッケージ、アップデートサブスクリプションユーザー向けのコンテンツ、アップデートが提供されているパッケージなどの基準でフィルタリングできるようになりました。
  • オンライン/オフラインで共通のインストーラを提供:GetItインストーラテクノロジーを使用した共通のインストーラを導入。これにより、オンラインとオフライン(インターネット接続環境とISOイメージ)の双方で、単一のインストーラを使用するようになりました。
  • コードエディタの改善:コードエディタに、数多くの生産性向上のための改善を加えました。エディタのステータスバー上のファイルコードページやフォントサイズなどの新しい設定項目が加わりました。
  • インターフェイスのアップグレード:IDEと主要なダイアログでは、新しいTCustomTitleBarコントロールを使用して、タイトル バー上の検索/設定が可能になりました。これにより、ネイティブのルック&フィールと Windows DWMの動作が実現されています。


Installer GetIt

10.4の新機能の詳細は、docwikiの新機能情報をご覧ください。




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Delphi向けCode Insightの大幅な改善

RAD Studio 10.4では、Delphiのコーディングツールに対するここ数年での最大の改善点として、LSP(Language Server Protocol)のDelphi向け実装を使用した、コード入力支援機能「Code Insight」のアップデートを提供します。LSPは、コード補完、ナビゲーションなど、コード入力支援に関連する計算処理を提供する共通テクノロジーです。IDEは、別プロセスで実行されるLSPにコード入力支援に関する処理を依存することで、コード補完処理のためにIDEをブロックすることがなくなり、その結果もより精度の高いものとなります。10.4では、数百万行のコードからなる大規模プロジェクトで作業する場合でも、コード入力支援で高いパフォーマンスを発揮できるので、開発者は、開発者に生産性の大幅な向上を体感できるでしょう。




Delphiのカスタム マネージド レコ―ド

新たに追加されたDelphi言語機能として、Delphiのレコード型に、カスタム初期化/ファイナライズ、コピー演算子のサポートが追加されました。開発者は、レコードの生成、コピー、破棄でカスタムコードを記述できるようになります。

これにより、Delphiのレコード型にさらに機能が追加され、クラスと比較しても効率性の高いデータ型として使用できるようになります。

Code Editor Coutout


Bondi IDE

共通のメモリ管理

Delphiのメモリ管理機構は、すべてのサポートプラットフォーム(モバイル、デスクトップ、サーバー)で、従来型のオブジェクトメモリ管理の方式に統一されました。ARC(Automatic Reference Counting:自動参照カウント)と比較して、既存コードとの互換性が高く、コンポーネント、ライブラリ、エンドユーザーアプリケーションで、よりシンプルなコーディングが可能になります。ARCモデルは、文字列管理やインターフェイス型の参照向けに、すべてのプラットフォームで残されます。C++向けには、この変更はC++コード内でのDelphiスタイルのクラスの生成や定義が、ヒープに割り当てられるC++クラスと同様の通常のメモリ管理に従うこととなり、複雑性が大幅に低減することを意味します。




C++ライブラリサポートの拡張

10.4では、さまざまな人気のC++ライブラリをC++Builder向けに移植し、C++Builder内で利用できるように最適化しました。

これには、すでにサポートされているEigenなどに加え、ZeroMQ、SDL2、SOCI、libSIMDpp、Nematodeなどのライブラリが含まれます(GetItパッケージマネージャからダウンロード可能)。

Eigen IDE


Win64 Debugger

C++向けWin 64デバッガとリンカ

10.4では、新しいWindows 64-bit C++向けデバッガが導入されました。LLDBをベースとした新しいデバッガは、64-bitアプリケーションのデバッグ時の安定性を大幅に改善し、C++やDelphiの文字列型のほか、STLコレクション(std::vectorやstd::mapなど)など、複雑なデータ型の評価やインスペクトをサポートしています。新しいデバッガでは、従来とは異なるデバッグ情報のフォーマットを使用しています。これにより、より安定したデバッグが可能となり、従来よりも強力なデータの評価/インスペクトを実現しています。



ツールチェインのパフォーマンスと品質改善

  • Dinkumware STLにおける数多くの改善
  • いくつかの主要なRTLメソッドと関連する機能の改善(主に共通C++ライブラリとの互換性を改善するために実施)
  • CMakeサポートの改善
  • 数多くの品質改善と安定性向上
  • Windows APIのアップデート - 強力なWindowsプラットフォーム統合をさらに向上させるため、多くの API宣言の拡張と追加を実施
  • データベースアクセスライブラリFireDACの全般的な機能強化を実施。FireBird、PostgreSQL、SQLiteのドライバを更新しました。SQLite組み込みデータベース向けには、静的リンクと動的リンクが選択できるようになりました。
Man at Table


10.4 C++Builder


High DPI向けVCLスタイルの変更

10.4では、High DPIおよび4Kモニターサポート向けに、VCLスタイルアーキテクチャが大幅に拡張され、VCLフォーム上のすべてのUIコントロールは、フォームが表示されるモニターの適切な解像度に合わせて自動的にサイズ変更されます。スタイルAPIもアップデートされ、High DPIスタイルをサポートしました。

各UI要素は、マルチスケールバージョンのライブラリから任意のDPIに対応するようにスケーリングされるため、すべてのモニターで鮮明なUI要素を実現できます。



新しいHigh DPI スタイルとコントロールごとのVCLスタイル設定

数多くのビルトイン/プレミアムVCLスタイルをアップデート。新しいHigh DPIスタイル モードをサポートすることで、あらゆるモニター向けに、完成度の高いアプリケーションのデザインを可能にしました。

VCLアプリケーション開発者は、複数のVCLスタイルを、単一のアプリケーション内の異なるフォーム、あるいは同じフォーム上の異なるビジュアルコントロールに適用できるようになりました。これには、プラットフォームデフォルトテーマとの両立も含みます。その結果、スタイル設定にさらなる柔軟性が加わるだけでなく、スタイルをサポートしていないサードパーティコントロールを、スタイル付きVCLアプリケーションで使用可能にする効果も得られます。

High DPI TV


Metal API Apple

クロスプラットフォームサポートの強化

  • macOSおよびiOS向けにMetal APIをサポート
  • 最新のiOS SDKのサポートに加え、RAD Studio 10.4のIDEでAppleの新しいLaunch Screen Storyboardの機能要件に対応
  • このリリースには、Windowsプラットフォーム向けスタイル付きTMemoコンポーネントの新しいFMX実装が含まれており、IMEサポートの改善と追加の機能強化を提供
  • EnterpriseおよびArchitect版では、Linux GUIアプリケーション構築に用いるFMXLinuxの統合機能を利用可能
  • iOS向けTWebBrowserコントロールをWKWebView APIを使用して実装
  • macOS向けMedia Playerコントロールの実装にAVFoundationを使用




GetItパッケージマネージャの強化

10.4では、IDEのGetItパッケージマネージャを大幅に強化。

パッケージをリリース日で並び変えたり、インストールパッケージ、アップデートサブスクリプションユーザー向けのコンテンツ、アップデートが提供されているパッケージなどの基準でフィルタリングできるようになりました。

GetIt Devices


Installer Devices

オンライン/オフラインで共通のインストーラを提供

10.4では、GetItインストーラテクノロジーを使用した統合インストーラを導入しました。これにより、(インターネット接続環境での)オンラインインストールと、(ISOイメージを用いた)オフラインインストールの双方で、単一のインストーラを使用するようになりました。

オンラインとオフラインインストールのいずれでも、プログラミング言語とターゲットプラットフォームの選択を任意に選択可能。言語サポート、ヘルプリソースなど、インストールセットはいつでも追加/削除可能です。