C++Builderで洗練されたWindows / iOSアプリを開発
C++Builderは、C++言語により真のビジュアル開発を実現したツールです。Windows向け開発には実績あるVCLフレームワークを利用可能。ビジュアル開発の生産性とC++のパワー、ネイティブコードのパフォーマンスを発揮できます。FireMonkey(FMX)フレームワークを用いれば、単一コードベースでクロスプラットフォーム開発を実現できます。
- 強力なVCLコンポーネントによりWindows向けネイティブアプリケーションを設計
- ビジュアルデザイナを用いてビジュアル/非ビジュアルコンポーネントをドラッグ&ドロップ
- サードパーティコンポーネントやカスタムコンポーネントを使用してビジュアルUIを拡張可能
- FireMonkeyにより単一コードベースでクロスプラットフォームアプリケーションを構築
- LiveBindingデザイナを用いれば、UI要素をビジュアルにデータソースへ接続可能
- ライブ・オン・デバイスプレビュー機能により、リアルタイムに設計状態を検証可能。複数デバイスにも容易に展開
- デスクトップ、タブレット、スマートフォン向けにマルチ解像度対応のコンポーネントによるレスポンシブデザインを実現
- ユーザーエクスペリエンスを向上させるプラットフォーム固有のネイティブコントロールを搭載

C++Builderでコーディング作業も効率化
C++11 / C++17準拠のC++コンパイラを搭載。強力なプログラミング言語とライブラリを活用した開発が可能。カスタマイズ可能なIDEで、コーディングスタイルにマッチ
- WindowsおよびiOS向けの高度に最適化されたモダンC++コンパイラにより迅速なコンパイル作業をサポート
- Code Insight™ により、ライブラリや自身で記述したコードに基づいた自動コード補完機能を提供。正確かつ迅速なコーディングをサポート
- InterBase、SQLite、MySQL、SQL Server、Oracle、PostgreSQL、DB2、SQL Anywhere、Advantage DB、Firebird、Access、Informix、MongoDBなど、多様なデータソースに高速なネイティブアクセスが可能
- コーディング時にインラインドキュメントからヒントを表示
- Boost、Eigen、ZeroMQなどの人気のライブラリを活用できるほか、幅広いコミュニティツールやライブラリを利用可能
- Git、Subversion、Mercurialなどのバージョン管理システムを統合可能

統合されたネイティブデバッガによりデバッグ作業を効率化
統合されたクロスプラットフォームネイティブデバッガによりすばやくバグを特定。C++BuilderのIDEを用いれば、Windows、iOS環境で実行されるアプリケーションをリモートデバッグできます。
- 単一の開発環境にデザイナ、コンパイラ、デバッガを統合した効率的なツールチェインを提供
- 条件付きブレークポイントを追加すれば、特定の条件や場所でプログラムの実行を停止可能
- 呼び出し履歴を調べれば、現在の場所に至るまでのコードの実行経路をバックトレースして確認可能
- デバッグ中プログラムの実行を停止し、その時点での変数の値をチェック
- 任意のデバイスでバッグ可能!iOS、Android、macOSの任意のデバイスにアプリを配置。デバイス上で実行されるアプリをリモートデバッグできます。ブレークポイント、呼び出し履歴、ツールチップ式評価などを利用し、プラットフォームを超えてデバッグ作業が可能

C++Builderならハイパフォーマンスネイティブアプリをコンパイル/配置
任意のデバイス向けにアプリケーションを作成可能。C++Builderを用いれば、デスクトップとモバイルの双方に適合するアプリケーションを単一コードから作成し、Windows、iOS向けに配置できます。
- アプリストアへの配置もサポート。Windows Store(Desktop Bridgeを使用)向けアプリケーションを構築し、配置可能
- プラットフォームごとに配置ファイルを定義しビルド設定を行えます。開発者は、各プロジェクトに対し、ターゲットプラットフォーム(Windows、iOS)とビルド設定(デバッグまたはリリース)を指定可能
- C++BuilderのIDEから直接ファイルを配置可能。PA Server(Platform Assistant Server)を用いて、必要なファイルをすばやくリモートマシンに配置できます。PA Serverは、必要なファイルを組み合わせ、単一のアプリケーションインスタンスとしてパッケージング

C++Builderでコード品質も向上
開発サイクルを短縮しても、品質を犠牲にすることはありません!C++Builderには、ベストプラクティスを活用したコーディング、単純作業を削減し、楽しくコーディングできる支援機能が搭載されています。
- テスト済の高度に最適化されたクロスプラットフォームライブラリの活用によりコーディング量を削減
- コード上のドキュメントをすばやくインラインヘルプに展開可能
- DUnitおよびDUnitXフレームワークを搭載。すべてのコードをテストできるユニットテストを構築可能
- CodeSiteのライブログ機能によりアプリケーションを中断することなく、アプリケーション内部の動きを確認可能

C++Builder はコラボレーション環境も提供
C++Builderのコラボ―レーション機能とバージョン管理機能を用いれば、個人でもチームでの開発でも、よりよいコードをより迅速に作成できます。コードコラボレーションにより、コードの理解が深まり、よりよいテスト、よりよいソフトウェアの実現が可能になります。
- バージョン管理システムによるコードの変更トラッキングをサポート。Subversion、Git、Mercurialのリポジトリに対応
- 履歴タブを用いれば、差分ビューワーを用いて変更箇所や履歴をナビゲート可能
- MSBuild、CMake、Ninjaプロジェクトのサポートにより、継続的インテグレーションを容易に実現可能
- ビルトインREST/JSON/BSONサポートにより、クラウドベースのRESTful Webサービスに容易にアクセス
- C++Builderに搭載されたAmazon API / Azure APIにより、アプリケーションサービス、データベースサービス、ストレージサービスを含むAmazonおよびAzureサービスに接続可能

C++BuilderのIDEを拡張
C++Builderには、ユーザーインターフェイスの構築からデータベース接続まで、多岐にわたる数百のコンポーネントが搭載されています。これにより、デスクトップおよびモバイルプラットフォーム向けビジネスアプリケーションを迅速かつ容易に構築可能。RAD Studioに搭載されたこれらのVCL / FireMonkeyコンポーネントに加え、Delphi / C++Builderコミュニティでは、さまざまなツールやコンポーネントを入手できます。
- GetItパッケージマネージャを用いれば、機能強化を実現する新しいコンポーネントをダウンロードしてすばやく統合。
- Boost、Eigen、ZeroMQ、SDL2、SOCI、libSIMDpp、Nematodeなどの人気のライブラリを利用可能
- GetIt経由で50以上のIoTコンポーネントを入手可能。IoT対応機能をすばやくC++Builderに追加可能
- テクノロジーパートナーが提供するツール/コンポーネントによりIDEを拡張可能
- Beyond Compare、FastReport、TeeChart、InterBase、IP*Works、CodeSight!などのサードパーティツール、追加製品を利用可能
- サードパーティ製プラグインやアドオンによりIDEを拡張可能

主な機能
先進のWindows 10、iOS向けアプリケーションを構築可能
モダンC++17
Clang拡張コンパイラを搭載。最新のC++言語機能を利用できるとともに、Dinkumware STL、Boost、Eigenなどのライブラリを活用できます。
継続的インテグレーション
MSBuild、CMake、Ninjaプロジェクトのサポートにより、継続的インテグレーションを容易に実現可能
迅速なアプリケーション開発
コンポーネントによる効率的なビジュアル開発とC++のパワーを両立。実績あるビジュアルデザイナにより5倍の開発生産性を実現します。
単一コードベース
わずかなコード量でWindowsおよびiOSプラットフォーム向けアプリケーションを構築可能。単一のコードで、複数のプラットフォームに展開できます。
多様なデータにアクセス
共通データアクセスフレームワークFireDACにより、Oracle、SQL Server、MySQLなど20以上のデータベースに同じ方式でネイティブアクセス可能です。
レスポンシブUI
プラットフォーム検知が可能なレスポンシブUIを構築することで、1回UIを設計すれば、複数のプラットフォームに展開することが可能です。
Windows 10アプリの構築
最新のWindows 10プラットフォームをサポート。モダンなUXを実現し、Windowsストアにも対応します。
iOSアプリ
C++Builderでは、Windowsに加えてiOS向けアプリケーションを迅速かつ容易に構築できます。
バージョンコントロールの統合
バージョン管理システムによるコードの変更トラッキングをサポート。Subversion、Git、Mercurialのリポジトリに対応
IoT(Internet of Things)
ガジェット、デバイス、センサーなどに接続するアプリを容易に構築可能。IoTを活用したシステムの構築に対応します。
クラウドサポート
C++Builderには、すべてのプラットフォームで利用できるHTTP / RESTクライアントライブラリが搭載されています。RESTサービスを呼び出せるほか、専用コンポーネントにより、AWSやAzureの機能も利用できます。
IDEを拡張
RAD Studioでは、ライブラリやコンポーネント、プラグインを追加して機能強化が可能。独自のカスタムコンポーネントを作成したり、IDEに搭載された GetItパッケージマネージャにより、これらの追加機能をすばやく検索、ダウ ンロード、インストールできます。
設計、構築、実行をサポート
C++BuilderのIDEは、単一コードベースでマルチプラットフォーム向けアプリケーションを構築するためのすべての開発サイクルをサポートしています。設計、実装、ビルド、配置、デバッグまで、すべての開発ステップを強力にサポートします。