RAD StudioでiOSネイティブアプリを開発
RAD Studioでは、DelphiおよびC++言語で、iOS向けネイティブ開発をサポートしています。RAD Studioを用いれば、iOSおよびAndroid向けネイティブアプリを単一のコードベースで開発できる上に、コンポーネントによるビジュアル開発により劇的な生産性向上が実現します。
マルチデバイス開発を実現するFireMonkey
FireMonkeyは、RAD Studioでマルチデバイス開発を実現するコンポーネントフレームワークです。Windowsに特化して設計されたVCLとは異なり、FireMonkeyは、Windows、macOS、iOS、Androidの4プラットフォーム(さらにDelphiでLinuxにも対応)に対応しています。
FireMonkeyを用いれば、共通のUIを設計し、各プラットフォーム特性に合わせたカスタマイズを加えつつ、単一コードによる効率的なマルチデバイス開発が可能になります。
iOS向け開発のシステム要件
RAD Studioで、iOS向けのマルチデバイス アプリケーションを開発するには、開発用PCの他に以下のものが必要です。
- OS Xが稼働しているMac(XCodeをインストール)
- iOSデバイス(USBケーブルでMacに接続)
iOSデバイスへの配置/デバッグ
RAD Studioで開発したiOSアプリは、iOSデバイスにシームレスに配置することができます。これをサポートするのが、PA Server(Platform Assistant Server)です。PA Serverは、Macにインストールされ、RAD StudioのIDEと通信し、iOSデバイスへのアプリの配置、リモートデバッグの制御などを担当します。
iOSモバイルアプリケーション開発の詳細については、こちらの情報をご覧ください。
サポートされているターゲット プラットフォーム
OS | サポート対象バージョン | ターゲット プラットフォーム |
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iOS | iOS 12、iOS 11、iOS 10 | iOS デバイス 32 ビット |
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iOS デバイス 64 ビット |
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iOS シミュレータ |
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* iOS 13のサポートについては、こちらの情報をご確認ください。