RAD Studioのワークフローを強力にサポート
Kaiは、IDEの横に配置された汎用的なAIウィンドウではありません。RAD Studio IDEにフル統合されているため、開発者は普段利用しているコードエディタ、UIデザイナー、コンパイラ、プロジェクトに対して、AIエージェントによる作業が可能となります。
Kai 1.1の新機能
新しいAI統合
Kai 1.1では、ACPレジストリを通じて 40種類以上のAIエージェントにアクセス可能になりました。これには、 Claude、GPT-5、 Gemini CLIなど従来のAIに加え、 Antigravity、Grok、Mistral、Cursor、Devin、Kilo Code、 Junieなど新たな選択肢が加わっています。
エージェント管理
Kaiから直接、サポートしているAIエージェントを検索、インストール、更新可能。ACPレジストリに登録された新しいエージェントは、Kaiのアップデート経ることなく利用できます。
UI
レイアウトの改善、モノクロアイコン、新しいチャットツールバー、整理された設定ページ、より一貫性のある操作性など、KaiのUIデザインが一新されました。
ローカルAI
新しい ネイティブLM Studio ACPエージェントを使用すれば、 LM Studioと Ollamaの両方でローカルモデルをよりスムーズに操作できます。
セッション
セッション処理はACP(管理パネル)を通じて行われるようになり、アクティブエンジンのセッションを、Kaiチャット環境に取り込むための「セッションのインポート」オプションが追加されました。
認証機能の改善
認証機能が改善され、ACPベースの認証とOAuthサポートを通じて処理されるように再設計されました。これにより、サポートされているログイン方法を、接続されている各AIエージェントから直接取得できるようになります。
品質
Kai 1.1では、お客様から寄せられた数多くの問題に対応。チャットの動作、スクロール、ポップアップ、パフォーマンス、UIの応答性、認証、モデルの可用性などが改善されています。
自動補完以上の能力を提供
Kaiは、 インラインでのAI提案機能、ドッキング可能なエージェントチャットウィンドウ、プロジェクト認識コンテキスト、MCPを活用したワークフロー統合を提供。非連携ツールの間を行き来することなく、IDE環境で直接AIにヘルプを求めたり、提案の確認、変更の適用、プロジェクトのビルド、コンパイラ出力の調査、修正などを行うことができます。
RAD Studio + Kai を選択する理由
RAD Studioは、実績のあるネイティブアプリケーション開発プラットフォームを提供しています。Windows向けのVCLとクロスプラットフォーム向けFMX(FireMonkey)フレームワーク、ビジュアルデザイン、ネイティブコンパイラ、FireDACデータアクセス、RAD Server、WebStencilsなどの強力な機能を搭載し、デスクトップ、モバイル、サーバー、Webアクセス可能なアプリケーションの構築などをサポートしています。Kaiは、この環境にエージェント型AIを追加することで、開発者がこの実績あるプラットフォームの上で、より迅速かつ効率的に開発を進められるようにします。
RAD Studioの開発フローに適合
RAD Studio IDE内ですべての作業を完結。プロンプトから動作するコードの生成、ビルド、修正作業に至るまで実行できるので、作業の流れを止めることなくAIを活用できます。
組み込みAIエージェントでよりスマートなコーディング
AIを活用したインライン自動補完と豊富なコード候補表示は、まるでエディタが自然に拡張されたよう。これによりコーディングの生産性が劇的に向上します。
UI、動作するプロトタイプ、アプリを自動生成
アイデアを説明するだけで、KaiはすぐにプラットフォームネイティブのUI、プロトタイプ、すぐに実行可能なアプリケーションを作成してくれます。
既存コードをモダナイズ
既存アプリケーション資産についても、KaiがコードとUIのモダナイズ、リファクタリングをサポート。新しい言語機能やフレームワーク機能の活用も支援します。
ベンダーフリーの柔軟なモデル選択
ACPレジストリを介して、Claude、GPT-5、Gemini CLI、Antigravity、Grok、Mistral、Cursor、Devin、Kilo Code、Junieなど、40種類以上のAIエージェントにアクセスできます。
エンタープライズユースに対応
エンバカデロのサーバーを介したプロキシ層は不要。クラウド依存も必須ではありません。ローカルストレージと直接的なモデル通信により、コードは常にユーザーの管理下に置かれます。
最高レベルのデータ保護を実現するローカルモデル
プライバシーが最優先されるケースにも対応。最大限の知的財産保護とコンプライアンスを実現したい場合には、ローカルLLMを使用してKaiを完全にオフライン実行することができます。
最適なモデルを選択可能
Kai 1.1では、開発者が自身のワークフローに合致するAIツールを柔軟に選択できるようになりました。ACPレジストリとの統合により、40種類以上のAIエージェントにアクセス可能。GitHub Copilot、OpenAI、Anthropic Claude、Google Gemini CLIといったおなじみのエージェントに加え、Antigravity、Grok、Mistral、Cursor、Devin、Kilo Code、Junieなど幅広いAIエージェントを利用できます。これらのエージェントはKaiから直接検出、インストール、更新でき、新たに追加されるオプションも、Kaiの新リリースを待たずにレジストリ経由で利用可能になります。
ローカルAIの使用を検討している開発者向けには、 LM Studio と Ollama の双方をサポートする新しいネイティブLM Studio ACPエージェントも導入。これにより、ローカルモデルが優先される開発ワークフローにおいて、さらなる柔軟性が提供されます。
モダナイズとマイグレーションをサポート
多くのRAD Studio開発者は、白紙の状態から開発を始めるわけではなく、既存のDelphi / C++Builderアプリケーションの保守、拡張も行っています。
Kaiは、こうした既存コードのメンテナンスでも役立ちます。コードの説明、リファクタリング提案、UIパターンのアップデート、モダナイゼーション作業の支援、マイグレーション作業のサポートなどが可能。RAD Studio 13.1と組み合わせることで、チームは最新のプラットフォームサポート、Windows 11 VCLスタイル、Windows on Armサポート、Android API 36.1、iOS 26サポート、Delphi LSP LSIF、更新されたWebツールの活用も推進できます。
拡大するAIエコシステムに対応
Kai 1.1は、必要なAIツールをRAD Studioワークフローに直接取り込むことが簡単になりました。インストール済みのエージェントを使用して新しいセッションを開始したり、タスクに応じてさまざまなAIオプションを切り替えたり、ACPレジストリを通じてさらに多くのエージェントを検出、追加することも可能になりました。40種類以上のエージェントに加えて、新たに追加されるオプションによって拡張を続けるレジストリにより、固定された統合セットに縛られることなく、AI開発環境を常に進化させることができます。Kaiは、RAD Studio IDE内で一貫したエクスペリエンスを提供することで、開発者が個別のAIツールの管理に消費する時間を削減し、アプリケーションの構築、改善、モダナイズといった本来のタスクにより多くの時間を費やせるようにサポートします。
Kaiが実現する ワークフローサポート
コードの記述
インライン提案、Ghost Text、CodeInsightによる補完
提案を検討可能
複数の選択肢を提示するパネル補完
プロジェクトの理解
プロジェクトのコンテキスト理解とファイル参照をサポートするエージェントチャット
ビルド
KaiによりIDEでプロジェクトのコンパイル/ビルドが可能
エラーの修正
コンパイラの出力分析と修正提案
モダナイズ
リファクタリング、UIのアップデート、マイグレーション支援
ワークフローの拡張
外部ツールおよびコンテキストの統合
Kaiを試用するには
RAD Studio / Delphi / C++Builder 12または13のライセンスを持っている
GetIt またはカスタマーポータルからKaiをダウンロードし、Kaiライセンス発行ページでKaiトライアルライセンスを入手します。
Kai Trial Redemption PageHave a Network or Concurrent license w/ Active Maintenance?
Contact Sales to get your Kai Trial license.
お問い合わせRAD Studio / Delphi / C++Builderのライセンスを持っていない、最新版を持っていない
最新のRAD Studioトライアル版をお試しください。新しいRAD Studioトライアル版には、Kaiのトライアル版も含まれています。
RAD Studioトライアル版Kaiの購入方法
アップデートサブスクリプション(保守契約)あり
Delphi / C++Builder / RAD Studioの有効なアップデートサブスクリプション契約に加入している方は、現在のサブスクリプション期限まで有効なKaiサブスクリプションを購入できます。
お問い合わせRAD Studio / Delphi / C++Builderの最新版がない、保守契約がない
Delphi / C++Builder / RAD Studioのアップデートサブスクリプション契約の更新期日が近づいた方は、サブスクリプション更新のタイミングで、Kaiサブスクリプションにも加入できます。
お問い合わせRAD Studio / Delphi / C++Builderのライセンスを持っていない
最新のDelphi / C++Builder / RAD Studioを持ちでない方は、新規ライセンスと併せてKaiサブスクリプションを購入できます。購入は、EMBARCADERO DIRECTでどうぞ。
製品の購入Kai 1.1 FAQ
Kai 1.1では、主にACP(Agent Client Protocol)レジストリに関する重要なアーキテクチャのアップデートが加えられています。AI統合は、Kaiに直接バンドルされるのではなく、公開されているACPレジストリからダウンロードされるようになりました。これにより、ユーザーはAntigravity、Grok、Mistral、Cursor、Devin、Kilo Code、Junieなどの新しいオプションを含む、40種類以上(リリース時点)のエージェントを利用でき、さらに拡大を続けるAIエージェントのエコシステムにアクセス可能となります(これは、今後も定期的に追加される予定です)。Kai 1.1には、ユーザーインターフェイスの再設計、チャット品質の向上、ローカルAIサポートの拡張に加え、数多くのユーザビリティ改善も施されています。
KaiはAIサービスそのものではなく、各種AIサービスと連携するためのプラットフォームです。使用するAIサービスは、ACPレジストリによってアクセスします。ACPレジストリはAIエージェントの公開レジストリで、Kaiは固定されたAI統合セットを同梱するのではなく、レジストリからエージェントを検出してインストールします。ユーザーはエージェントを検索してインストールし、新しいバージョンが利用可能になったときにはアップデートを受け取ることができます。新しいエージェントは、Kaiの新しいリリースを必要とすることなく、レジストリを通じて利用可能になる場合もあります。
Kai 1.1では、ACPレジストリを通じて40種類以上のAIエージェントにアクセス可能。このレジストリには、Kaiが以前からサポートしていたエージェントに加え、 Antigravity、Grok、Mistral、Cursor、Devin、Kilo Code、Junieといった新しいエージェントも含まれています(レジストリに掲載されてるすべてのAIエージェントについて、Kaiとの互換性が検証されているわけではありません。エンバカデロでは、従来から直接サポートしていたエージェントを中心に、一部のエージェントとの互換性を確認しています。なお、現時点でAntigravityについては、日本語環境で使用できないという問題を確認しています)Kaiでは、今後さらに新たなエージェントが追加されレジストリが拡大していくことで、より多くの選択肢が得られるようになると見込んでいます。
はい。Kai 1.1では、ネイティブのLM Studio ACP AIエージェントが導入されました。名称には「LM Studio」が含まれますが、このエージェントはLM StudioとOllamaの両方をサポートしており、ローカルAIエンジンのサポートが拡張されています。
Kai 1.1では、モノクロのアイコンとグリフ、スペースの改善、新しいチャットツールバー、整理された設定ページ、より一貫性のある編集エリアの外観、ON/OFFオプション用の新しいチェックボックスコントロールなど、UIが大幅に刷新されました。これらの変更は、Kaiの機能をより簡単に利用可能にすること、さらには、そのインターフェイスをRAD StudioのUIと動作により近づけることを目的としています。
KaiでACPレジストリ設定ページを開き、利用可能なエージェントを検索またはフィルタリングします。エージェントを選択し、「インストール」をクリックすれば、バイナリエージェントが自動的にダウンロードされ展開されます。NPXまたはUVX経由で配布されるエージェントは、追加の確認が必要なことがあり、その場合はNode.jsやPythonなどの対応する基盤技術を先にインストールしておく必要が生じます。
いいえ。Kai 1.1のACPレジストリアーキテクチャでは、エージェントをKaiのインストールとは独立して追加することが可能です。新しいエージェントは、新しいKaiリリースを必要とせず、レジストリ経由で利用可能になります。また、インストール済みのエージェントも、新しいバージョンが利用可能になった際に直接更新することができます。
Kai 1.1におけるアーキテクチャ変更では、Kai 1.0.xで使用されていた構成やサードパーティ製CLIバージョンと互換性問題を引き起こす可能性があります。既存ユーザーは、アップグレード前に移行ガイドを確認してください。例えば、SQLiteに関連するOpenAI Codex統合の互換性の問題は、ユーザーアカウントの下にある.codexフォルダを削除して最初からやり直すことで解決できます。
1.0からの移行に関するドキュメントはこちらをご覧ください。
Kai 1.1では、特にチャットのUXに関する、ユーザーから報告された数多くの問題、エンバカデロ社内で報告された問題に対処しています。改善点には、不要なポップアップ、チャットのスクロール、コマンドパレットの動作、長文テキストのパフォーマンス、エージェント推論中のUI応答性、モデルの可用性、認証メッセージ、その他チャット関連の問題などがあります。
Kai 1.1では、セッションの読み込みと認証をACPに移行しています。セッションは事前に読み込まれなくなり、ユーザーは新しい「セッションのインポート」機能を使用して、アクティブなエンジンの作業ディレクトリからセッションをKaiに取り込むことができます。認証方法もエージェントから直接取得されます。
